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【活動報告】21年12月4日(日)プレ会[開催前会]

Pre(プレ)会について詳しくはこちら 今回開催されたのはスタッフの企画で「のびのびTRPG」を遊びました。 のびのびTRPGは会話やサイコロを使って冒険に挑んでいくゲームです。 今回のメンバーは村人、騎士、僧侶、盗賊の4人でした。 ファンタジーRPGの世界観からすると、バランスの取れたパーティー編成だと思うのですが。 果たしてどんな冒険になったのでしょうか? それは今から公開する僧侶の記録そして記憶が教えてくれることでしょう。 (僧侶を担当したスタッフまつい視点で多少脚色しつつ冒険を振り返りました)


【✕月✕日 地下牢】 私達は地下牢に閉じ込められていた。 村人さんの提案で、 ①私(僧侶)が看守を誘惑 ②看守が私に気を取られているうちに盗賊が武器を盗む ③取り返した武器で騎士が看守を倒し脱出 という作戦が決行された。 作戦遂行を果たした村人さんからは“意識の高さ”を感じたわ。 (※イベントの成功で村人は「意識高い」というカードを手に入れました) それにしても。神に仕える身である私が誘惑なんて。とんでもないことをしてしまった。 なのに人を欺くことで感じた愉快さと満たされた気持ち。これは一体何なのだろう……。 【✕月✕日 禁じられた実験】 地下牢を抜けるとそこは何やら怪しい実験場のような場所だった。 「実験は失敗だ! 時空の歪みが現れるぞ!」 研究者はそう言い残すと慌てふためいて逃げ出してしまった。

その直後、騎士さんが叫んだ。 「みんな! 危ない! 空から巨大なコイキングが降ってくるぞ!」 あれは……異世界から召喚されし魔魚コイキング!!! 「ここは俺が騎士の力を持ってしてあいつを倒す!」 巨大魔魚に立ち向かう騎士さんに私も癒しの能力でアシストをしたのですが。奮闘虚しく、その巨体にダメージは通らず。 こちらの攻撃など素知らぬように気の抜けた顔をした魔魚は大きく跳ねた。 活力みなぎるその姿は、まるで誰かが力を与えたかのようだった……。 ところでこの戦いの最中に騎士さんは複数の怪しい人影を見たそうだ。 どうやら私達の冒険のすぐそばで闇の勢力が暗躍しているらしい。 (※イベントの失敗で騎士は「闇の勢力」というカードを手に入れました) 【✕月✕日 海賊の襲撃】 私達は海賊の襲撃を受けていた。 きっとこの前騎士さんが見たという怪しい奴らに違いないわ。 悪に染まりきった海賊たちには神の声は届かない。悲しいけれど悪しき力は聖なる力で制するしかないのだ。 私は僧侶。戦いでは非力な存在。 それでも今は立ち上がらなくちゃいけない。 聖書はなぜこんなにも分厚いか。

それを今こそ教えてあげるわ!

そう、それは敵をぶん殴り打ちのめすためのもの! 最強武器聖書と聖なる力の込められた杖を手に挑んだものの、数的には圧倒的に不利。 戦いに負けた私は聖書と杖を海賊に取り上げられてしまった。 (※イベントの失敗で僧侶は「貧乏」というカードを手に入れました) それにしても。敵に武器を取り上げられる際にかけられたあの一言。 「これでいいんですよね?あく……し……かん様?」 確かに私に対しての言葉だった。一体どういうことだったのだろう。 【✕月✕日 推理ショー】

「僧侶さん、あなた本当は悪魔神官なんじゃないですか?」 それは本当に唐突に発せられた盗賊さんからの指摘だった。 「この前海賊にひとりで突っ込んでいきましたよね。武器と金目のものは取られたものの無事に戻ってくるなんて怪しすぎますよ」 私がそんな邪悪なもののはずがないじゃない。 みんな、私を信じて! しかし村人さんも騎士さんも盗賊さんの言うことを信用しているようだ。 屈辱だわ……! この旅の間になんとしても汚名返上してやるんだから! それにしても盗賊さんはなぜ私にあんな疑惑を持って突っかかってきたのかしら? 私、あの人になにか恨まれるようなことをしてしまったのかしら? (※イベントの成功で盗賊は「片思い」というカードを手に入れました。このカードの力はのちほど発揮されます) 【✕月✕日 王との謁見】 私達の旅の活躍が国で噂になっているらしく、国王との謁見が叶った。 村人さんは意識の高さを見出されたのか、国王からメガネをいただいたようだ。やるじゃない。 (※イベントの成功で村人は「メガネ」のカードを手に入れました) 【✕月✕日 街で買い物】 冒険の必需品を買い物しに街へ。 メガネを探していた騎士さんだったが、メガネは見当たらず。 なんでも、いま世界中で品薄なんだとか。 怪しい商人にぼったくられそうになった騎士さんはどうにか適正価格で購入できないか交渉をがんばっていたけど。値引きならず。 買い物に失敗した騎士さんはしょんぼりと肩を落として早々に宿へと戻ってしまった。 (※イベントの失敗で騎士は「ひきこもり」のカードを手に入れました) 【✕月✕日 嵐】 急な嵐の気配に私は天に祈りを捧げた。 ーーー神よ、どうか私達をお守りくださいーーー すると次第に雨は止み、雲は消えて空はぐんぐんと晴れ間を広げ始めた。 ほら。見たでしょ? 私は悪魔神官なんかじゃない。聖なる巫女なのよ。 ……それにしても。力を使うとお腹が空くわ。人の子の一人や二人でも食べたいものね。フフフ。 (※イベントの成功で僧侶は「はらぺこ」のカードを手に入れました) 【✕月✕日 ぶつかりあう心】 「やっぱり悪魔神官の力はすごいなぁ」 まただ。また盗賊だ。いつも私に突っかかってくる。 私は悪魔神官ではないとずっと言っているのに! 他の仲間たちまで「でも僧侶さんはどう考えてもね……」「悪魔神官としか考えられないよね」なんて!

ーーー私に恥をかかせるなんて許せない! 世界が無にかえる前にお前を無にしてやるわ!ーーー


「いやしかし……」


私が胸に怒りをわきあがらせていると、突如盗賊が感心したように尊敬の眼差しを私に向けてきた。


「悪魔神官のその悪さには憧れるなぁ。なかなかできないよ」 急にそんなに感心なんてされたら。困惑しちゃうじゃない。(※盗賊は前の自分の主人公シーンで入手していた「片思い」カードを発動させました) なによ。調子が狂うわ。 ……いいわ。 私の力が偉大であること。あなたが一番そばでよく見ておくことね。 (※イベントの成功で盗賊は「選ばれしもの」のカードを手に入れました) 【クライマックス 炎の魔竜との戦い】 私達の旅の最後の敵。炎の魔竜。 その強さの前に私達は成すすべもなく倒れるだけだった。 地球はこれから火の海になる。すべての人間が、共に戦った仲間も、私自身さえも魔竜の火に焼かれ乾いた大地で朽ち果てていくのだ。 でも、それでいいのだ。私の心は安らぎで満ちていた。 朦朧とする意識の中、私は今まで記憶の奥底にしまわれていた旅の記憶を思い出していた。 仲間たちを聖書で殴り地下牢に閉じ込めたこと。例の実験が失敗していなかったら仲間たちを実験台にしようとしていたこと。コイキングを呼び出し癒やしの術をかけその力を強大なものにしたこと。海賊と共謀し襲われたふりをして自らの潔白を主張しようと計ったこと……。 この冒険で起こった全てのトラブルは。そう、すべて私が裏で手を引いたこと。 途中からは見破られていたではないか。 私は間もなく死ぬだろう。世界は間もなく滅ぶだろう。 それでいい。すべてが終わるその時、私は真の姿で蘇るだろう。 そう。私こそが悪魔神官!


〜おわり〜 選ぶ職業、メンバー構成、引くカードや思いつくアイデア、サイコロの出目、プレイヤーのロールプレイ(演技)やGM(進行役)の裁量等……。 遊ぶたびに違った冒険が楽しめるゲームだと思います。 スタッフ的にはまだまだ遊びたいゲームです。また遊ぶ機会がある時は、興味のある方はぜひ付き合ってもらえると嬉しいです。 このようにプレ会では、様々な企画に対応しています。 みなさんもぜひ申し込んでみてください。

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