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ボードゲームへのちょっとした工夫

今回は当会で所有しているボードゲームへのちょっとした工夫を紹介したいと思います。


大まかにいうとゲームバランスの調整や遊びやすくするための改造です。

このような行為は賛否両論あるかと思いますが、今回は脇に置いておきます。

注:ここで書くことは事実を述べているだけで作者様のデザインを批判するものではないことを先にご理解ください。



当会で今のところ直接的にそれらを行なっているボードゲームは2つ。

「虹色のヘビ」と「おろかな牛」です。



まず「虹色のヘビ」ですが、

このゲーム、頭としっぽが各色1枚ずつプラスオールマイティ1枚で頭7枚しっぽ7枚しか入っていません。

そのためある色が1度出てしまうと同じ色が出ないため「これはもう完成しない身体だな」とある程度想定できてしまいます。

それだと作っていて残念な気持ちになるような気がします。


そこで、当会では「虹色のヘビ」を2つ用意し、片方の頭としっぽを遊ぶ方に追加しました(確率調整のため体もいくつか追加しました)。

これによってヘビが完成しやすくなりました(メリット)。

一方ですごく長いヘビが完成する可能性は減りました(デメリット)。


当会ではこのゲームを通して、「完成させる」という成功体験をしてもらいたく、枚数を調整することにしました。

小さな子でも遊べますのでぜひ当会のボードゲーム会に参加した際は遊んでみていただきたいです。




次に「おろかな牛」です。

このゲームはカードによってさまざまな効果があります。

さらに2枚同時に場に出した時は効果が変わります。

しかし、カードには牛や馬など動物のイラストしか描かれておらず文章が書かれていません。しかもウノなどのように視覚的に何ができるカードなのか描かれているわけでもなく、個人個人が効果を覚えなければいけない仕様です。


そこで当会ではその効果をラベルとして出力し、1枚ずつ貼ることにしました。

これで効果を忘れてしまいその度に説明書を確認しにいくということは減らせたと思います。



このように遊ぶ人に対して想うことや遊ぶ人の特性に配慮した調整、改造はときに必要だと当会では考えています。

当会ではここで紹介したボードゲーム以外についてもそんな考えのもと揃えたり、扱ったりしています。

機会があればぜひ参加してみていただけるとうれしいです。

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