top of page

【活動報告】2025年8月31日(日)森林散策 蟲神器でビンゴ!in静岡県立森林公園

2025年8月31日(日)に、静岡県浜松市の静岡県立森林公園様(以下:県立森林公園)にて、「森林散策 蟲神器でビンゴ!」イベントを開催しました。

【主催:浜松ボードゲーム会Re☆start、共催:静岡県立森林公園 森の家】

ree

静岡県西部地域2つ目の蟲神器夏休みイベントは県立森林公園様にて!


竜洋昆虫自然観察公園様(以下:りゅうこん)での夏休みイベントが大盛況でしたが、まだまだ参加したいなという子もいたようなので、2つ目のイベントを企画することにしました。


りゅうこんでは蟲神器イベントの開催実績がありましたが、その他の施設では全くありません。

そのためイベント開催に協力してくださる施設を探すのがまず大変でした。

この間に2、3件、公認サポーターたちで交渉しましたが不発。


ただの体験会、大会だけでないイベントをどこかで開催したい!そういう話を別件でお世話になっている方に話したところ、県立森林公園様につなげていただけることになりました。

打ち合わせをするにあたって、どう話を持っていこうか考えてみました。

不発だった施設との交渉で共通していたのはなんだろう?

考えてみるとそれらの施設では、単に蟲神器のイベントがやりたいということだけを伝えていることに気づきました。結果カードゲームやるだけでしょという印象を持たれてしまっていました(実際にそのような回答をされた施設がありました)。

確かに知らない人から見ればそうとしかとれないですよね。


そこで今回は「打ち合わせの中で内容の至らない点を多少指摘されてもいいからまずはこちらで企画の内容を固めてからプレゼンしよう」と考えました。

りゅうこんでのイベントでもそうでしたが、「虫と触れ合う」「蟲神器をやる」だけではない特別なイベントにするためにゲーム性を持たせようと思いました。

県立森林公園様は主催も何回か訪れたことがあり、広い自然と散策路があることだけはわかっていました。


フィールドビンゴという「ビンゴカードに描かれているものを歩きながら見つけていく」ゲームがあって、それと虫探し、そして蟲神器のカードを組み合わせて、県立森林公園内を散策しながらビンゴをする企画を考えました。

そして、カードゲーム関連のアイテムでナインシートという9枚のカードを並べてファイリングするものがあり、それに候補の虫カードの中から9枚を選んで入れてもらい3✕3のビンゴカードを作ろうという考えにたどり着きました。


打ち合わせの席で蟲神器の紹介記事、ファイリングした全カード、過去の活動実績を施設の担当の方に見てもらいプレゼンしたところ、特に大きな指摘もなくそのままの内容でOKをいただけました。

りゅうこんでは探した虫の分類で判断していましたが、今回は虫カードに描かれている特定の虫を探すことでゲームの難易度を調整しました。

その場で虫カードを見ながら担当の方と「県立森林公園で今回のイベント開催の時期に見られる虫」を全てピックアップし、その中から特によく見つかるだろうという虫を絞りました。



結果このようなラインナップになりました。

※リストは蟲神器ゲートというカード情報の検索やデッキ作成シミュレーションができる有志の方制作のアプリを使用させていただいています。

ree

この中から9枚選んでビンゴカードを作ります。


●ビンゴカードイメージ


企画全体の内容としては蟲神器フィールドビンゴを午前中にしたあと、午後は施設内にある貸し部屋で大会をしようということにしました。


今回も夏休みコラボイベントなので限定プロモ「オオクワガタ」が参加賞として配布されます。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

イベント当日です。

集まってくれた参加者は28名(子ども15名、大人13名)でした。


☆午前の部:森林散策で虫探しビンゴ

イベント自体の参加者は28名でしたが、子どもが参加されるので安全のため親御さんが付き添って散策することになっており、また参加するお子さんのご兄弟でイベントには参加しないけどビンゴに参加したいという子を加え、スタッフ含めて45名弱の大所帯で森林散策することになりました。


施設のご厚意で、県立森林公園のビジターセンター「バードピア浜北」の方2名がガイドとして、虫探しのために立ち止まった場所や見つけた虫などについて解説しつつ案内してくださいました。

ree

県立森林公園のマップ

(県立森林公園のサイトからダウンロードしたマップデータから一部を使用させていただきました)


散策ルートとしては、バードピア浜北を出発。駐車場P2の前を通り「かえでの道」を使って「西ノ谷奥池」の北側へ。その後「かおりの広場」から「たいこ橋」を通って「うぐいす谷」を抜け、「うぐいす谷の道」を経由して、G8ポイントG28ポイントからバードピア浜北に帰ってくるというものでした。




●バードピア浜北横

まずはビジターセンターを出て右側に向かい虫探し。

ree

カマキリ?の目撃証言があってガイドさんが採取しようとしましたが逃げられてしまったようです。

【ジョロウグモ】はすぐに見つかりました!

※一般利用者の虫取りあみの持ち込みおよび虫の採取は禁止です。今回は虫を観察するためにガイドさんが特別に使用してくれています。



●駐車場P2の横を通ってかえでの道へ

ナミアゲハらしきアゲハが飛んでいましたが識別できず保留。



●かえでの道入ってすぐ

草むらがあったので、しばらくそこで虫探し!


【ショウリョウバッタ】を見つけました!



【オンブバッタ】や【シオカラトンボ】の仲間なんかもいました。



●かえでの道

下ります。


下っていく途中でジョロウグモやナナフシ(モドキ?)を見つけました。



●西ノ谷奥池北側

ここでトイレ&水分補給のため休憩です。


ここでは【オオカマキリ】と【ジグモ】を発見!


オオカマキリが見つかったときはみんな驚いていました。

ジグモはガイドさんが特別に巣を開いて実物を見せてくださいました。

あとカエルもいました。



徐々にビンゴした人が出てきました。

ree



●かおりの広場

遊具があったので、しばらく遊びました。




●たいこ橋を渡り、うぐいす谷へ

うぐいす谷はよくオニヤンマが見つかる場所だそう。


【オニヤンマ】見つかりました。大きくて圧巻です。

ree


このあと、うぐいす谷の道を一生懸命登って帰ってきましたバードピア!

途中体調が優れずしばらく休憩したあと合流する方もおられましたが、なんとか1人の脱落者も出さずに帰ってこれました。

ree


中に入って一旦休憩。

【コクワガタ】も見つけたと報告があったので、OKにしちゃいました。


またセミも写真は撮れなかったですがいろいろ見つかっていました。

【クマゼミ】【アブラゼミ】【ツクツクボウシ】【ニイニイゼミ】

残念ながらミンミンゼミは見つかりませんでした。

※鳴き声NG、抜け殻OKでした。


ree

最終的に21種中12種が見つかりました。

ほとんどの参加者がビンゴできたんじゃないでしょうか?

主催者がガイドさんと下見をしたときにはあまり見つからなかったので、さすが虫好きたちは違うなぁと感心しました。



ひとまず午前中の蟲神器ビンゴは終了です。


今回の散策では、ガイドさんがビンゴ対象の虫たちの解説資料を作ってくださっていて、参加者に配布させていただきました。

探しながら解説もあり、とても勉強になりました。

自然の中で生きている虫のさまざまな姿を観察することができて、とても楽しかったです。

ガイドをしてくださったバードピア浜北の2名の職員さん、ありがとうございました。


それと約2時間、高低差のある森林の中を歩いてとてもいい運動になりました。






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

☆午後の部:蟲神器大会

午後からは場所を静岡県立森林公園の森の家様に移して、蟲神器の大会を開催しました。


大会は中学生以上13名、小学生以下15名で行なわれました。

ビンゴ対象の虫カードのうち2枚をデッキに入れることが条件の構築ルールでしたが、通常の構築のデッキでも、すでに条件を満たしているデッキをお持ちの方もおられました。


●小学生以下の部

ree

(※大人と子どもが一緒に座っている卓は参加者が奇数のため不戦勝になり、フリープレイしている卓になります)


全4回戦が行なわれ、決勝はトキさん、ケイスケさんの兄弟対決!

しかも【アグロ】同士の戦いです。


見事勝利、優勝されたのは「ケイスケ」さんでした。

おめでとうございます。


ケイスケさんのデッキです。(蟲神器ゲートという蟲神器のカードの情報やデッキ作成シミュレーションができる有志の方制作のアプリも併用させていただきました)

ree
ree

使用必須リストの中で使用された2枚のカードは「コカマキリ」と「マメコガネ」です。


その他の順位はこちら


小学生以下の部のデッキ分布は

・コントロール:6名

・アグロ:4名

・ランプ:1名

・水生:1名

・ワンショット:1名

・生きた化石:1名

・不明:1名

でした。


採用された虫で多かったのは

1位(同率):オニヤンマ、ニイニイゼミ・・・7枚

2位(同率):コカマキリ、ジョロウグモ・・・3枚

3位:ナミアゲハ・・・2枚

でした。




●大人の部

ree

こちらも小学生以下の部と同様に4回戦が行なわれました。


優勝されたのは【アグロ】デッキを使用された「ヒライシン」さんです。

子どもの部の優勝者ケイスケさんの親御さんです。

親子での同時優勝、おめでとうございます。



ヒライシンさんのデッキです。

ree
ree

使用必須リストの中で使用された2枚のカードは「ニイニイゼミ」と「マメコガネ」です。


その他の順位はこちら


こちらの写真はヒライシンさんの1回戦目の一幕です。

今回の大人の部で1番注目された1戦だったように思います。

結果は引き分けでした。

ree

大人の部のデッキ分布は

・アグロ:5名

・コントロール:2名

・ワンショット:2名

・水生:1名

・羽化:1名

・甲冑:1名

・5軸 :1名

でした。


採用された虫で多かったのは

1位(同率):オニヤンマ、ミンミンゼミ、ジグモ・・・4枚

2位(同率):マメコガネ、ニイニイゼミ、ジョロウグモ・・・3枚

3位:コカマキリ・・・2枚

でした。


小学生以下の部は分散したのに対し、大人の部は偏っていました。



●交流会

最後は交流会でした。


普段の交流会はフリープレイがメインですが、今回はガンスリンガーという形の交流会にしました。

ガンスリンガーとは勝数によっていろいろな景品がもらえる対戦(イベント)形態です。


8勝でモーリーファンタジー限定デッキケース(プロモなし)、6勝でコミックプロモなどがもらえました。※全て主催の私物です。


小学生以下の子は大人に勝つとプラスで勝数をカウントできたため、すぐにデッキケースがなくなりました。


ほとんどの方がガンスリンガーを一段落させたところで、時間が来て今回のイベントは終了となりました。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


最後に、今回のイベントの共催を快く引き受けてくださった静岡県立森林公園 森の家の支配人様、ビジターセンター バードピア浜北のスタッフの皆様、関わってくださった施設の職員様、当日のイベント運営を手伝ってくださった蟲神器公認サポーターの皆様、この企画を受理してくださった大創出版様、皆様のご協力で無事、楽しくイベントを終えることができました。

森林散策でのスタッフ間の連携もすごかったです。本当に助かりました。

ありがとうございました。


また企画した際はよろしくお願いいたします。


浜松ボードゲーム会Re☆start代表 蟲神器公認サポーター:いとう@restart


コメント


©2020 by 浜松ボードゲーム会Re☆start。Wix.com で作成されました。

bottom of page